クローズドフレーム(門型)技術
完全に密閉された鋼鉄溶接構造を特徴とするこの装置は、最高の剛性を備え、荷重下でのたわみを最小限に抑えます。高負荷のスタンピングにおいて優れた安定性を発揮しますが、側面からのアクセスは制限されます。この堅牢なアーキテクチャにより、高トン数での作業中も金型寿命が延長され、極めて高い精度が維持されます。運用上の注意点として、材料の供給経路が制限されることや、機械自体の重量が大幅に増加することが挙げられます。
ピラーガイド(4柱式)技術
精密加工されたピラーを用いてボルスタをガイドし、バランスの取れた荷重分布を実現するシステムです。自動化への対応が容易でアクセス性に優れていますが、ブッシュの定期的なメンテナンスが必要です。優れたアクセス性により、ロボットの統合や大型金型の使用がスムーズに行えます。ただし、柔軟性を優先した設計であるため、構造的剛性はクローズドフレームに劣り、ピラーの疲労を防ぐための慎重な荷重バランスの調整が求められます。
オープンギャップ(Cフレーム)技術
設置面積の効率を最大化し、手動または自動のワーク供給に対して多方向からのアクセスを可能にする構成です。設計の特性上、高圧下でわずかな角度変位(口開き)が生じる可能性があります。コンパクトな設置スペースと、軽組み立て作業向けの低導入コストがメリットです。主な制限事項としてフレームの歪みがあるため、低トン数の精密作業に限定して使用されます。