高温での燃焼、焼き鈍し、溶融プロセスは、通常1800℃(3272°F)までの温度で実施されます。この為、適切なサーモウェルの選択は、これらプロセスにおける最大の課題です。
サーモウェル材料の耐熱性とプロセス媒体から受けるダメージへの耐性が、重要となります。適切な熱電対と組み合わせることで、温度センサの測定精度と耐用年数を改善することが可能です。
適切で正しい寸法の温度センサを選択することによって、プラントの生産性や運転効率の最適化に貢献します。
概要
工業炉、燃焼プロセス、溶融プロセスなどの高温用途向けストレート熱電対
4 - 20mA、HART、PROFIBUS PA、FOUNDATION Fieldbus、直接のセンサ出力の通信手段に対応します。
・TSH210:1300 ℃(2372 °F)までの温度に対応、金属サーモウェル付き
・TSH220:1800 ℃(3272 °F)までの温度に対応、セラミックサーモウェル付き
・メインプロセス、その制御システムへの設置、組み込みに適したラインナップ
製品仕様
・様々なアプリケーションに適応
- EN 50446、ABB独自の規格に準拠
・接続ヘッド
- AUZ:アルミニウム、ヒンジカバー付き
- AUZH:アルミニウム、上部ヒンジカバー付き
- BUZ:アルミニウム、ヒンジカバー付き
- BUZH:アルミニウム、上部ヒンジカバー付き
- その他、さまざまな形状や材質のヘッドにも対応
・プロセスとの接続
- カウンターフランジ付きストップフランジ
- ネジ付きソケット
- 溶接式標準フランジ