本機はスタンドアローンモードでフル機能を提供しますが、さらに干渉に強いデジタルCANバスで制御・監視することも可能です。高さは4段分、19インチモジュールというコンパクトな設計です。そのため、スペースに余裕がない場合でも、n+1方式で並列接続することにより、冗長システムを構築することが可能です。
簡単操作
スイッチモード電源は、配線済みのユニットです。接続はフロントパネルから簡単に行うことができます。フロントパネルに設置されたコントロールとインジケーターにより、プログラミングも簡単です。
動作原理
単相交流主電源は、正弦波電流の消費を考慮して平滑化されたDC電圧に変換されます。これにより、0.99を超える力率を達成します。これをもとに、トランジスタが100kHzの交流電圧を発生させます。トランスの助けを借りて、電位差の分離と電圧調整は2次側で行われます。そして、高周波の交流電圧は、速効性のあるダイオードによって整流されます。電圧リップルを低減するために出力フィルターが設置されています。出力電圧と電流は、1次側のトランジスタスイッチのパルス幅変調によって制御されます。
主な特長
コンパクトな19インチ設計
19インチプラグインモジュールと4つのハイトユニットのコンパクト設計により、n+1パラレルリダンダントシステムを提供可能。
軽量化
高い電力密度
正弦波入力電流
高効率
低突入電流
卓越したダイナミックレスポンス
低電圧リップル
温度補償型バッテリー充電
持続的な短絡に強い
通信可能(CANバス)
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