DLC動的荷重補償システムは、温度校正における最先端の技術革新の一つです。DLCは、ドライ・ブロック校正器と被校正器の間の熱交換によって生じる校正精度への悪影響を補正します。
センサーを乾式ブロック校正器に挿入すると、センサーのサイズ(直径と長さ)と校正温度と周囲温度の差によって、挿入物の内部に軸方向の勾配のずれが生じます。当社の温度校正器は、アクティブ・デュアルゾーン校正原理で知られていますが、DLCはこれを一歩進めて、挿入物の内部で補正するようになりました。 DLCは、RTCキャリブレータと組み合わせることで、センサーの負荷による放熱を補正する唯一のドライブロックとなります。
- インサートの下部を数百分の一度単位で制御する
- DLCインジケーターは、デュアルゾーンがアクティブで機能していることを示す
- 温度の均一性が達成されると、DLCのチェックマークが表示される
- 複数のセンサーを同時に校正して時間を節約
- 精度を落とさずに大口径のセンサーを校正
- センサーの感温部の位置合わせが不要になる
---