製品概要FEP被覆Oリングは、FEPの外被がエラストマー芯(シリコーン、Viton、EPDM)を完全に包む構造で、シール面に化学的慣性を与えつつエラストマー芯のエネルギー性と回復性を維持します。化学的に過酷な環境や広い温度範囲でのシール用途に適しています。
材料と構造外被は押出成形または成形されたFEPで、連続したエラストマー芯を完全に包みます。芯材は用途に応じてシリコーン、Viton(FKM)、EPDMから選択されます。
主な利点- シール面における化学的慣性をFEP外層が提供します。
- エラストマー芯が圧縮後のエネルギー供給と回復を担います。
- PTFE類似の耐薬品性とエラストマーの弾性を組み合わせ、固形PTFEより優れたシール性能を発揮します。
なぜ被覆Oリングが必要か強力な溶媒や酸、極端な温度を扱う工程では、従来のゴム製Oリングが劣化し、固形PTFEは弾性を欠くことがあります。被覆Oリングは化学的に不活性な表面と弾性芯を併せ持ち、信頼性あるシールを実現します。
用途- Agitated Nutsch Filter Dryer (ANFD)
- リアクターおよび攪拌容器
- 溶媒容器の蓋
- 遠心分離機の蓋およびシール
特長 / 技術仕様- 外側材料:FEP(fluorinated ethylene propylene)。
- エラストマー芯の選択肢:シリコーン、Viton(FKM)、EPDM。
- 概算使用温度範囲(芯材により):-75°F〜+400°F(-60°C〜+205°C)。
- 主な特性:表面の化学的不活性、エラストマーのエネルギー性と回復性、過酷な化学環境での耐久性。
- 固形PTFEとの比較優位:化学耐性を維持しつつエラストマーのシール作用を提供し、接合部の信頼性を向上します。