878B、879B、880は、インダクタンス、キャパシタンス、抵抗を迅速かつ正確に測定する4万カウントのハンドヘルドLCRメータです。また、879Bと880は、インピーダンス、シータ、DCR、ESRを測定します。さらに、880は、4端子構成、0.1%までの基本測定精度、100 kHzまでの試験周波数、選択可能な試験信号レベルおよび測定レートなど、通常ベンチLCRメータにのみ見られる機能を備えています。
高速オートレンジ、測定パラメータや試験周波数の選択などの迅速な測定設定により、非常に簡単な操作で測定が可能です。また、データホールド、Min/Max/Average記録、公差ソート、相対モードなどの便利な機能を備えています。
測定データは、付属のデータロギングソフトウェアまたはカスタムプログラムから送信されるSCPIコマンドを使用して、メーターのミニUSBインターフェースを介してPCに連続的に転送することができます。
特徴・メリット
一次表示:40,000カウント、二次表示:10,000カウントの解像度を実現
L、C、R、Z(879B、880のみ)の一次測定値
二次パラメータD、Q、θ、ESR(879B &880のみθ/ESR)、DCR(880のみ)を自動計算。
最大0.1%の精度と最大100 kHzまでの試験周波数が選択可能(880のみ)
高速オートレンジ設計により、迅速かつ容易な部品測定が可能
自動検出モードによる部品タイプの自動識別と測定タイプ選択(880のみ)
相対モード
可視・可聴許容モード
バックライト付きディスプレイ(879B & 880のみ)
データホールド、最小/最大/平均値の記録
USB(仮想COM)インターフェース
SCPI準拠のコマンドによる遠隔操作
---