既存のシステムとの互換性が必要なすべてのアプリケーションについて、アナログ抵抗膜方式タッチスクリーン使用の4:3パネルも利用できます。これにより最新のソフトウェアの調整なども必要なく、PCプラットフォーム上でHMIアプリケーションを現行の解像度で使用し続けることができるようになります。
多彩なパネルテクノロジー
Automation Panelの第2世代はB&RのパネルPCデバイスの技術的基盤にもなっています。 このモジュラープラットフォーム方式が非常に柔軟性に富んだ製品ポートフォリオへと繋がっています。
コア・コンポーネントはパネル自体であり、モジュラーSDL/DVIレシーバを追加すればAutomation Panelに転換することができます。 あるいはSDL3を使って設置距離を伸ばし、しかも配線を簡単にするという可能性も広がります。 PCユニットを加えれば、同じパネルを本格的なPanel PCに変身させ、処理能力を拡張することも可能です。 同じフロントサイド・プラットフォームを使用することで、交換部品用の倉庫スペースを削減できます。 Automation PanelとPanel PCを使用したカスタマイズもひとつのベースユニットだけで可能です。
ハイライト
• DVI、SDL、SDL3に接続可能
• スリムなデザイン
• 据付方法がフレキシブルに
• 手袋をしたままでも操作可能
• アンチグレアガラス
統一的なシステムプラットフォーム
システムをパネル、SDL/SDL3レシーバ、Panel PCに分割すれば、フィールド上で大きなメリットがあります。 ディスプレイが損傷してもすばやく交換できます。つまり、Panel PC全体を交換する必要がありません。 このようにして、B&Rは統一的な内部インターフェースを作り、将来的にどんなPCアーキテクチャを使ってもフレキシブルなシステムプラットフォームを確立できるようにしています。
SDI/DVIレシーバを使って、Automation Panelはリモート・ディスプレイ・ユニットへのフレキシブルな接続を可能にしました。 フィールド上のたくさんのパネルに対しても、Automation PC 910はSDLインターフェースで対応可能であり、また標準DVIインターフェースでも操作可能です。 SDLによってPCとディスプレイの接続は簡単に、ケーブル1本でできるようになります。
Smart Display Linkはディスプレイユニットにイメージデータだけではなく、タッチスクリーン、LED、キーボード、リモートUSBインターフェースを稼動させるのに必要なデータをすべて供給します。