HYPERION II は、柔軟な拡張性を備える研究開発用の多目的FT-IR顕微鏡であり、さらに QCL 赤外レーザーによるイメージング機能を1つの装置に組み込むことが可能です。
HYPERION II は、赤外顕微鏡における技術革新です。赤外イメージングを回折限界に到達させ、顕微 ATR における基準を作りました。さらには透過・反射・ATR のすべての測定モードにおいて FT-IR 顕微鏡と赤外レーザーイメージング顕微鏡機能 (ILIM) の両方を 1 台で実現する、世界初のシステムです。
顕微 FT-IR 用検出器の選択:
液体窒素冷却式 MCT 検出器
(広帯域、中帯域、狭帯域)
電子冷却式 MCT 検出器(TE-MCT)
赤外スペクトルイメージング用
フォーカルプレーンアレイ検出器
(FPA、64 x 64 または 128 x 128 素子)
QCL 赤外レーザーによる
イメージングモジュールオプション(ILIM、レーザークラス 1)
対物鏡の選択: 3.5x / 15x / 36x IR、20x ATR、15x GIR、4x/40x(観察専用)
波数範囲拡張 – 近赤外から遠赤外まで
(NIR-MIR-FIR)
視野絞りの選択: 標準ナイフエッジアパーチャ、電動ナイフエッジアパーチャホイール、近赤外用メタルアパーチャ
アクセサリオプション: マクロ ATR イメージングアクセサリ、冷却/加熱ステージほか
観察用オプション: 暗視野照明、蛍光照明、可視偏光子、赤外偏光子ほか