方法
オゾンは強力な酸化剤であり、塩素に代わる殺生物剤として飲料水の殺菌に使用されている。オゾンは、臭いの除去、脱色、藻類やその他の水生生物の繁殖を抑制するために使用されます。
また、食品・飲料や製薬業界におけるさまざまな殺菌・滅菌プロセスにも使用されています。
DPD法
参考文献USEPA Methods for Chemical Analysis of Water and Wastes, Method 330.5 (1983).APHA標準法、第21版、メソッド4500-Cl G(2005年)。
分析前にヨウ化カリウムをサンプルに添加します。オゾンはヨウ化物と反応してヨウ素を遊離させる。ヨウ素はDPD(N, N-diethyl-p-phenylenediamine)と反応してピンク色を呈します。結果はppm(mg/L)O3として表示されます。
インディゴ法
参考文献Bader H. and J. Hoigne, "Determination of Ozone in Water by the Indigo Method," Water Research Vol.15, pp.449-456, 1981.APHA Standard Methods, 21st ed., Method 4500-03 B (2005).
インディゴ法では、インジゴトリスルホン酸がオゾンと瞬時かつ定量的に反応し、オゾン量に比例して青色を脱色する。マロン酸がアンプルに含まれているため、最大3ppmの塩素による干渉を防ぐことができます。結果はppm(mg/L)O3として表示されます。
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