機械的なクラッチ機能を備えたハンドヘルド・エアードライバーSENSOMATは、以下のような用途に特に適しています。
- シートメタルの組立て
- 木工品の組み立て
- セルフドリリング・パススルー・スクリュー
SENSOMATは、組み立て時の摩擦が大きいため、駆動トルク(ねじ形成力)が着座トルクに近いか、あるいはそれ以上になるような用途向けに設計されています。このドライバーには機械的なクラッチロックアウトを装備することができ、ねじ成形、ねじ切り、またはセルフタッピングねじの安全な組み立てを可能にします。このクラッチロックアウトにより、ねじの締めすぎによる損傷を防ぐことができます。
SENSOMATドライバーは、モーターのフルパワーでねじを組み立てます。ドライバーは、ネジが固定される少し前にクラッチを切り、あらかじめ設定されたトルクで停止します。そのため、ネジは完全に組み付けられ、剥がれたり損傷したりすることはありません。
MINIMATドライバーシリーズをさらに発展させたSENSOMATは、高精度のシャットオフクラッチを搭載し、標準偏差3%以下の高いトルク精度を実現しています。シャットオフクラッチを備えたDEPRAGの空気圧式ドライバーは、適切な周囲条件で動作させると、ISO 5393に準拠した6シグマに対する15%の公差要件で、1.67以上のCmk値を達成します。Cmk値が1.67ということは、100万個のスクリューアセンブリにつき、わずか0.6の故障率であることを意味します。
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