挿入型プローブMOP301は、潤滑油、油圧油、絶縁油中の水分活性(aw)および温度(T)を正確に測定します。さらに、オイル中の絶対水分量(x)をppm単位で計算します。 スライド式フィッティングにより、最大20barの圧力下で簡単に取り付け、取り外しができます。
MOP301に使用されているE+E湿度センサエレメントは、特に優れた長期安定性と耐汚染性を特徴としています。このエレメントが、湿度・温度計測の高精度・高信頼性の基盤となっています。
多用途に使用可能
MOP301は、保護等級IP66の堅牢なステンレス製ハウジング、耐油性ケーブル、M12x1プラグ接続など、機械的な面でも優れています。温度範囲は-40~120℃、圧力は20barまで使用可能です。
プローブとケーブルの長さを変えることができ、またスリムなデザインなので、MOP301は特に柔軟に設置することができます。ISOまたはNPTスレッドによる実用的なプロセス接続により、浸漬深さを正確に設定することができます。オプションのボールバルブを使用すれば、プロセスを中断することなくセンサの取り付け、取り外しが可能です。
測定値およびインターフェース
MOP301はオイルの含水率を絶対値または相対値で提供します。水分活性(aw)は、ある温度でオイルが飽和点にどれだけ近いかを示す情報を提供します。水分量(x)は、絶対値で水分量を示し、水分量(x)をppmで表し、mgの水分/kgのオイルを表します。測定された水分活性(aw)と温度に基づいて、MOP301はppm単位の絶対水分量(x)を計算します。
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