制御・監視システムでは、シンプルな故障表示器を可能な限り汎用的に使用することが強く求められています。配線工数は最小限に抑えられ、制御エレメントを追加するスペースは残されていません。SSMシリーズの装置は、配電盤パネル取付け用のシンプルで非常にコンパクトな故障表示ユニットです。広視野角のLEDディスプレイ、ランプテスト用押しボタン、ランプとホーンの確認用押しボタン、集団通報とホーントリガー用リレー接点が内蔵されています。アナンシエーターの種類により、電源電圧と信号電圧は最大250 V AC/DCです。配線はプラグイン式端子で行われ、LEDの説明はスライドインラベリングストリップで行うことができます。
DIPスイッチによる簡単なパラメータ設定
SSM-Aシリーズのアナンシエータは、DIPスイッチでパラメータを設定できます。このため、アラーム処理をそれぞれのアプリケーションに迅速かつ簡単に適合させることができます。
リレー接点によるアラーム転送
シリーズSSM-R用のリレー拡張モジュールにより、単一のアラームを多重化することができます。リレーモジュールには16個のリレー接点があり、リボンケーブルで簡単にアナンシエーターに接続できます。
ステータス表示とアラーム表示の組み合わせ
LSM-Cシリーズでは、動作表示と故障告知を組み合わせた装置が利用できます。ステータス情報とアラームは、異なるLEDカラーと信号処理により、簡単に識別・処理できます。
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