重荷重と迅速な取り付けに
ETP-HYLOCはハイドロメカニカル式ハブ軸継手です。
鉄鋼圧延工場、プロセス産業などのような過酷な環境での作業に最適です。興味深い用途としては、送りロールや成形ロールをシャフトに固定することが挙げられます。
ETP-HYLOCは素早く取り付けられ、同心度が良く、高トルクとラジアル荷重を受けることができます。取り付けと取り外しは油圧ポンプで簡単に行えます。
構造
ETP-HYLOCはハイドロメカニカル継手で、円錐形の可動ピストンを囲む二重壁のスチール製スリーブで構成されています。取り付けと取り外しは油圧ポンプで行います。
フランジには、半径方向に3つのねじ接続("ON"、"P"、"OFF")があり、軸方向も同じです。
これにより、ポンプホースの接続をラジアル方向またはアキシャル方向から選択することができます。
操作
ピストンを動かすと、ポンプからの油圧によって、二重壁スリーブがシャフトとハブに対して一様に膨張し、剛性の高いジョイントを形成します。
分解するときは、ピストンを反対方向に動かすので、ジョイントはゆるみます。少量のオイルがピストン内の螺旋状の軌跡を通り、表面の間
このようにしてピストンが動きやすくなります。
通常の使用圧力は1,000 barです。
利点と特徴
伝達可能なトルク容量が大きい - 取り付け圧力を変えることにより、トルク容量を変えることができます。
狭いスペースでの迅速な取付け/取外し。
高いラジアル荷重容量。
ラジアル、アキシャル接続が可能。
ハブの微調整が可能
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