インポールの技術的知識により、化学組成を組み合わせ、制御された熱間および冷間加工を施すことで、熱延板や冷延板の規格や特定の特性・品質を達成することが可能です。板材の製造においては、標準的な寸法を使用することも、お客様のご要望に完全に合致させることも可能です。冷延板の表面をミル仕上げし、紙や様々な種類の箔でコーティングすることができ、箔はレーザー切断が可能です。また、エンボス加工も可能です。技術開発、経験の蓄積、お客様とのコミュニケーションにより、常に新製品の開発、製品群の特性向上に努めています。
合金の特性
1000系合金は、耐食性、良好な成形性、溶接性、導電性に優れていることが特徴です。
3000系合金は、優れた耐候性、耐薬品性、純アルミニウムよりも高い機械的特性、良好な成形性により区別されます。
5000系合金は、硬度、優れた化学的耐久性、良好な成形性、研磨性により区別されます。
熱間圧延板は6000系合金から製造されます。軟質、1/4硬質、半硬質、3/4硬質、硬質、全硬質などの調質が可能です。特定の合金と調質の組み合わせにより、深絞り加工が可能です。板材の表面は、ミル仕上げ、紙や箔によるコーティング(レーザー箔も可能)、塗装済み、エンボス加工が可能です。熱間圧延板の表面は、ミルフィニッシュです。
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