IVEKのSonicairノズルは、316ステンレス鋼で構成された精密機械加工された噴霧ノズルです。スプレーの効果を損なう可動部品やバルブがありません。液体と空気の界面に作られる独自の高圧ゾーンにより、液体供給後の残留霧化量が大幅に減少し、性能が向上する設計です。これは、ベンチュリー原理(液体と空気の界面における低圧ゾーン)を使用する一般的なノズルとは対照的です。Sonicairは、分注アプリケーションにおいて、パルス状の液体を供給しながら一定の気流を使用する運用が可能です。液滴サイズとスプレーパターン(円錐形)の両方において、当社の容積式液剤供給システムと組み合わせることで、高い再現性を実現します。
Sonicairは、最大100,000cpsまでの粘度の液体を、正確で再現性の高い、信頼性の高い霧化で噴霧することができます。主な用途は、注射針や注射筒の潤滑用シリコンの微粒化、溶剤ベースの液剤の微粒化、医療機器の薬剤コーティング、高解像度スプレーを必要とする産業用アプリケーションなどです。Sonicairは、IVEKのあらゆる液剤供給システムと組み合わせることができるため、霧化プロファイルを調整したり、特定の要件に合わせて設定することが可能です。
特徴
- 円錐形のスプレーパターン
- 流体粒子径 5〜50ミクロン
- 幅広い粘度範囲(~100,000cps)で微粒化が可能。
- 316 ステンレススチール
- オリフィスと送液カニューレの組み合わせのバリエーションが豊富
- 再現性の高いスプレーコーティング
- サブマイクロリットル容量でのスプレーダウンの流体制御
- 操作、メンテナンス、清掃が容易
- オートクレーブ対応/滅菌対応設計
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