セミドライヘッド2本針本縫ミシン
LH-3500Aシリーズが更なる進化を遂げました。
ダイレクトドライブ採用、セミドライヘッド、新型糸調子、オイル機構の改良など様々な機能を大幅アップさせた2本針本縫いミシンの最新鋭モデルです。
ダイレクトドライブ化で省エネ・作業性・貫通力がアップ!
全モデル セミドライヘッド
LH-3500Aシリーズは全てのモデルにセミドライヘッドを採用し、面部(針棒部)からの油汚れを防止しています。
送り方式の切り替えが容易
給油方式の見直しにより、これまでにあったオイルタンクの位置をミシン内部へと移動しました。
これにより、ベッド面下側のスペースが確保でき、「針送り」⇔「下送り」の切り替えや、送りタイミングの変更(タイミングベルトの掛け替え)が容易になりました。
◎針送り⇔下送り切り替え
薄物縫製などのパッカリングを避けたい工程では、簡単な調整とゲージを交換することで下送りに切り替えることができます。
針送りと比べ、下送りはパッカリングを抑える効果があり、低張力での縫製が可能となります。
素材に合わせ最適な仕様をご用意
薄物~厚物までの生産アイテムに合わせて最適な仕様をお選びいただけます
生産支援機能
操作パネルCP-18A/CP-180Aに生産支援機能を新しく持たせました。
生産支援機能には、出来高管理機能、稼動計測機能、下糸カウント機能の3つの機能(6つのモード)があり、それぞれ異なる支援効果があります。必要に応じて機能(モード)を選択できます。
パラメーター設定作業は、ミシン上部のパネルで行え、段取り変更の作業負荷を軽減することができます。
縫い仕様別に最適な糸張力を実現
糸調子:2タイプをご用意
上糸調子器は、縫い仕様別に最適な2つの機構を採用。
A・F仕様ではパッカリングや縫いムラのない縫い品質を、S・G仕様では可縫範囲を拡大し、太糸使用時でも安定した縫い締まりが得られます。
針棒糸案内:ワイヤータイプ&丸穴タイプ
縫い仕様によりワイヤータイプと丸穴タイプの2つの針棒糸案内(針留め)を用意しました。
薄物・ファンデーションなどパッカリング、縫いムラのない縫製を必要とするA・F仕様にはワイヤータイプを、糸締りを必要とする素材を縫製するS・G仕様には丸穴タイプの針棒糸案内を採用しました。
さらにG仕様には、ステッチ工程に有効なガイド付き押さえを標準装備しています。
信頼性の高い糸切り機構
糸さばきの良い直動式糸切り機構を更に改良しました。
太い糸でも確実に上下糸を切断でき、また、下糸の保持力も向上しています。
素材にやさしい微量押え上げ
押え上げレバー部の偏芯ピンを調節することにより押えを微量に浮かすことができます。
毛足のある素材や伸縮性のある素材を縫製する際の素材への負荷を軽減できます。
ハンドリング性が向上し、素材の風合いを損なうことなく縫製できます。
選べる2つの新方式給油機構
①エコオイル方式(循環式)
釜部周辺からアンダーカバーに落ちたオイルは、循環用フィルターでゴミやホコリをろ過され、オイルタンクに戻ります。
この方式により給油の手間とオイルの使用量が低減されます。
②クリーンオイル方式
釜周辺部からアンダーカバーに落ちたオイルをタンクに戻さず、常にクリーンなオイルのみを釜に供給します。
★給油方式は自由に切替え可能です。