MAX20471、MAX20472、MAX20472Bは、高効率の低電圧DC-DCコンバータで、500mAまたは1Aで3.0V~4.0Vの入力電源を3.8V~5.25V(工場設定可能)まで昇圧します。負荷、ライン、温度範囲において±1.5%の出力誤差を実現しています。
このデバイスは、ノイズ耐性と負荷過渡応答が向上する2.2MHz(MAX20472Bは2.0MHz)の固定周波数PWMモードと、軽負荷動作時の効率が向上するパルス周波数変調モード(スキップ)を備えています。2.2MHz/2.0MHzの周波数動作により、すべてのセラミックコンデンサを使用でき、外部コンポーネントを最小限に抑えることができます。プログラム可能なスペクトラム拡散周波数変調により、放射される電磁波を最小限に抑えます。統合された低RDS(ON)スイッチは、高負荷時の効率を改善し、ディスクリートソリューションに関してレイアウトをよりシンプルな作業にします。
その他、トゥルーシャットダウン、ソフトスタート、過電流、過温度保護などの機能を備えています。
アプリケーション
車載用CANトランシーバー
車載用ポイントオブロード
特長とメリット
小型で多機能
同期式ブーストコンバーター
500mAと1A出力バージョン
真の出力シャットダウン
2.2MHz動作(MAX20471、MAX20472の場合
2.0MHz動作(MAX20472Bの場合
オープンドレインリセット出力端子 (Active-Low RESET)
スペクトラム拡散イネーブル端子(SSEN)
±1.5% 出力電圧精度
93V ±2% 低電圧監視
107V ±2% 過電圧監視
良好な負荷過渡特性
車載環境での使用に耐える
電流モード、強制PWM、スキップ動作が可能
過熱保護、短絡保護機能
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