温度滴定は鉱物試料などの電位差滴定では測定できない試料が測定ができる自動滴定装置です。フッ酸溶液の入った鉱物試料の分析などに特に威力を発揮します。 FFA、TAN、TBNの分析にも最適です。
温度滴定は電位差滴定が利用できない場合に、測定溶液の温度変化を検出して滴定をおこなえます。特に、食品に含まれるナトリウム、食用油脂中の遊離脂肪酸(FFA)、鉱物油製品中の全酸価(TAN)、全塩基価(TBN)、電気めっき浴中の酸混合物の分析に有効です。
センサー1つですべての温度滴定アプリケーションに対応
センサーの校正やメンテナンスは不要
オートサンプラ接続して自動化も可能
電位差自動滴定装置で使うティアモ(tiamo)ソフトウェアを使用して滴定メソッドをカスタマイズ
タイトロサーモは温度センサーを使用するため、1つのセンサーですべての温度測定アプリケーションに対応します。つまり、時間のかかる面倒な作業を行いません:
センサーの校正やメンテナンスは不要
アプリケーションごとのセンサー交換は不要
サンプルプロセッサーを組み合わせて、温度滴定システムを自動化すれば、多検体自動化を実現しつつ、測定結果の再現性、精度、確度も高められます。
必要に応じて、ニーズにぴったりマッチするサンプルプロセッサーをご利用いただけます。1台または2台のサンプルチェンジャーでの同時測定や、吸引・洗浄用ポンプを内蔵または外付け接続することも可能です。