効果的な磁石の密度領域。+30% (並木テスト結果)
総磁束量は2極磁石に比べて+30%増加しました。
トルク定数+60% (並木テスト結果)
同一道路で走行した場合、2極磁石モーターに比べて消費電流が35%減少します。
機械的時定数:-60%(並木試験結果)
トルク定数の向上に伴い、応答速度も40%向上しています。
並木はコアレスモータのパイオニアとして、高トルクモータの開発を進めてきました。磁石を大きくしたり、大電流を流すことで高トルクを発生させるには、発熱や磁石の材質に限界があります。並木では、磁石の極数を2極から4極に増やすことでトルクアップを図った。
4極の磁石を採用することで、有効な磁石密度の面積が大きくなる。その結果、トルク定数の向上と低消費電流化に貢献したのである。また、機械的な時定数も向上し、応答速度も速くなりました。
ダイヤモンド加工技術を用いて、並木では4極磁石の加工方法を確立した。
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