P3T1755DPは、-40°C~+125°Cの範囲で動作する±0.5°C精度の温度/デジタル・コンバータです。オンチップのバンド・ギャップ温度センサと過熱検出付きAD変換技術を使用しています。温度レジスタは常に12ビットの2の補数データを格納し、0.0625°Cの温度分解能を実現します。P3T1755DPは複数の異なる動作条件(連続変換、ワンショット・モード、シャットダウン・モード)に設定することができます。
このデバイスは、通信インターフェースとして2線式シリアルI3C(最大12.5 MHz)およびI2C(最大3.4 MHz)をサポートしています。I2Cでは、最大4つのターゲット・アドレスとアラート機能をサポートします。I3Cでは、インバンド割込み (IBI) をサポートし、同じバスを使用してアラート割込みを通知します。
特長
温度精度
±0.5°C精度の温度センサ
12ビットADコンバータ内蔵(分解能0.0625°C)
プログラム可能な低温および過熱アラート
性能
動作電圧1.4 V~3.6 V
低い静止電流:6 μA(最大)
市場セグメント
民生機器/産業機器:P3T1755DP
車載:P3T1755DP/Q900 (AEC-Q100)
プラスチック・パッケージ
TSSOP:3.0 mm x 3.0 mm
長期製品供給プログラム
この製品は、お客様の組込み設計に使用される製品の安定供給を保証するNXP長期製品供給プログラムの対象となっています。車載市場向け製品 (P3T1755DP/Q900) には15年間のプログラムが適用され、産業機器市場向け製品 (P3T1755DP) には10年間のプログラムが適用されます。