MoleculUSは、超音波と光音響のデュアルモダリティデータ収集ユニットで、同じプローブ素子を共有する超音波チャンネルと光音響チャンネルの同時収集を可能にします。MoleculUSのアナログ信号経路は、PA経路とUS経路に分割されています。PAモードとUSモードは時間的に順次動作し、USプレビューモードとモード間の連続オンフライ多重化をサポートします。PAモードのデータ収集では、各チャンネルに高入力インピーダンスと固定40dBのゲインを持つ専用プリアンプが搭載されています。MoleculUSは、リニア、コンベックス、エンドキャビタリーのハンドヘルドプローブを使用できます。ソフトウェアSDKとユーザーインターフェースはMATLAB®(コンパイル版およびソースコード版)で書かれており、バックエンドはコンパイルされたC++ 64ビットDLLライブラリです。
特徴
コンパクトな筐体とUSB PC接続により、機器への組み込みが容易
標準的な臨床用超音波(US)モードと光音響(PA)モードのオン/オフを切り替えられるプリプログラムモード
PAモードは、最適化された広帯域プリアンプを使用します。
高電圧の送受信USビームフォーマーと低電圧の受信専用PA最適化エレクトロニクス間の統合TRスイッチング
USモードとPAモードの両方の生RFデータへのアクセスが可能
電子式または光学式のIN/OUTトリガーポートを使用して、外部ハードウェアとデータ取得を同期させることが可能
MATLAB®をベースにしたスタンドアロン制御ソフトウェアと、LabView、MATLAB®、PythonTMなど多くのフロントエンド言語と互換性のあるC++で書かれたバックエンドSDKを搭載
仕様
128 USPAチャンネル
46~91 dB PAモードのプログラマブルゲイン
1~18 MHz トランスデューサ中心周波数
40 MSPSサンプリングレート
PAモード入力インピーダンス 2.2 MΩ
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