概要Isothermould®は、ヒータープレート上の出力分布を最適化して射出成形金型内の温度均一性を向上させることを目的としたシステムです。金型の端部での熱散逸を補正し、ヒータープレートの熱的不均衡を制御することで、金型内の熱分布と均衡をより均一にします。
課題金型内の熱は均一に分布しません。これにより金型の中心と端部間で熱損失が発生します。温度の不均一や硬化時間のばらつきは、部品の品質や生産性に悪影響を与えます。
熱分布は以下の点で重要です:- 金型の流れと均衡充填
- 硬化条件(硬化時間および部品特性のばらつき)
ソリューションIsothermould®は温度変動を低減します。主な利点:
- 硬化時間の短縮
- フラッシュの低減と均衡の改善
- 部品品質の向上
専門家の見解Isothermould®を用いると、熱変動は約1.5°C〜3°Cの範囲に抑えられる一方で、Isothermould®未使用では5°C〜10°Cの差が生じることが多く報告されています。これにより部品特性のばらつきが約40%低減され、硬化時間は全体の加熱出力を変えずに約20%短縮できます。
Isothermould®の動作原理システムはヒータープレート内部に組み込まれ、各プレートごとに1つの温度制御領域と、出力を分配する分布型の電力ロッドで構成されます。その効果は再現性があり、金型のセットアップ設定に依存しません。
適応性および実証済みの効果Isothermould®は、機械のサイズやキャビティ数にかかわらず既存の射出成形機に適合します。REPは厳しい仕様の大型機で本ソリューションを検証しています。
特長 / 技術仕様- ヒータープレート内部に組み込まれたシステム(統合型)
- 各ヒータープレートに1つの温度制御領域
- 電力分配用の分布型電力ロッドを使用
- 熱変動を約1.5°C〜3°Cに低減(未使用時は5°C〜10°C)
- 部品特性のばらつきを約40%低減
- 全体の加熱出力を変えずに硬化時間を約20%短縮
- フラッシュを低減し金型の均衡を改善
- さまざまなサイズやキャビティ数の既存射出成形機と互換性あり
- 効果は再現可能で金型のセットアップ設定に依存しない