縦型ブレンダーは、せん断力に敏感なアプリケーションや、工場内のスペースが最小限の場合に最適な設計です。
ゆっくりと回転するブレンディングスクリューによる穏やかな混合作用は、水平型ブレンダーのそれよりもはるかに穏やかです。ブレンディングスクリューは円錐形の容器壁を周回しながら、原料を静かに上方に持ち上げていきます。そして、バッチ上部の材料は容器の中心に向かって突き出され、公転するスクリューによって上方に移動する材料と混合しながら、ゆっくりと中心に向かって戻っていきます。
水平型ブレンダーと比較すると、この設計にはいくつかの利点があります。
1.破砕しやすい材料やせん断に弱い材料には、穏やかな混合作用が理想的です。
2.1台のブレンダーで定格容量の10%程度の小さなバッチから、様々なバッチサイズに対応できます。
3.ブレンドサイクル終了後、ブレンドされた材料はほぼ100%底部バルブから排出されます。
4.ブレンド1台あたりの消費電力を50%近く削減できます。
5.床面積が小さく、立体的な施設に最適です。
- 容量1~500立方フィート
- 大気圧での運転に適した設計
- 接液部はステンレス304製、80グリットポリッシュ仕上げ
- ステンレス以外の部品は耐久性のある2液性エポキシ塗装仕上げ
- サポートされていないミキシングスクリュー設計
- 全負荷で始動
- 取り付け用サポートラグ
- 230/460ボルト、3相、50/60Hz用に設計された全閉ファン冷却(TEFC)インバータ・デューティー・モータ
- ミックスベッセルがミキシングポジションから外れた時にアジテーターが作動しないよう、安全リミットスイッチを装備。
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