CoroMill® 210は非常に生産性の高い荒加工コンセプトの工具で、高い切りくず排出量が最優先事項である場合に使用します。切込角10°が非常に高い送り速度の正面フライス加工を可能にします。このため、切削抵抗は軸方向に向かい、安定した切削アクションとびびりのない加工を実現します。
利点
切りくず厚さを薄くすることで高いテーブル送りと高生産性を実現
正面フライスカッターは突出し量の長い加工用の第一推奨です
多目的工具。正面フライス加工、ボーリング加工、ランピング加工、プランジ加工が可能
特長
Coromant Capto®カップリング、円筒シャンク、アーバー取付、アーバー取付 (FMA)、またはウェルドン
非鉄金属 (ISO N) を除くすべての被削材に適したチップブレーカとチップ材種
2種類のチップサイズ:9mm、14mm
チタン合金加工で優れた性能を発揮するE-xMチップブレーカ
クーラントスルー
用途
高送り正面フライス加工
突出し量の長い加工
高生産性の荒加工
10°の切込角が切削抵抗をスピンドル方向へと向かわせ、安定した加工に好都合です
プランジ加工
工具突出し量が4×D以上の場合
剛性が十分でない場合
コーナ部の中仕上げ用
チタン合金などの難削材用