サター・インスツルメントは、電気生理学研究用の最新ツール、dPatch® デジタル・パッチ・クランプ・アンプをご紹介します。 高速デジタル処理を使用し、高解像度のデータコンバータと組み合わせ、SutterPatch® ソフトウェアの直感的なユーザーインターフェイスと組み合わせることで、この低ノイズ、高帯域幅の精密機器は、電気生理学者にはこれまで利用できなかった機能を提供します。
dPatchアンプのアーキテクチャは、シングル・ヘッドステージ構成またはデュアル・ヘッドステージ構成のどちらでも利用でき、ヘッドステージをスワップするか、シングル・ヘッドステージ・バージョンに2つ目のヘッドステージを追加してプラグ・アンド・プレイ操作を行います。 2つのヘッドステージは、電圧クランプまたは真の高速電流クランプに対して個別に設定可能です。 データは各ヘッドステージから並列にストリーミングされ、完全に同期されます。
5MHzのサンプリング・レート、最大 22ビット解像度
dPatchのユニークな特徴の1つは、ヘッドステージのデータ・サンプリング・システムです。 各ヘッドステージは、5MHzで継続的にサンプリングされます。 出力フィルタリングには、100 Hz ~ 1 MHz の範囲で 13 の設定があります。 18ビットの分解能は1MHzで達成されます。 フィルタ設定を低くすると、自動ダウンサンプリングによって分解能が向上し、データレートが最適化されます。 1kHzの帯域幅設定では、dPatchシステムは22ビットより優れた信号分解能を提供します。
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