LoRaは、センサーネットワーク向けの無線通信技術で、少量のデータを長距離で転送できる次世代のLPWA(Low Power Wide Area)通信技術です。Lory2は、「LoRa」と呼ばれる低消費電力の長距離無線通信技術を用いて、STT(Speech to Text)やTTS(Text to Speech)技術によるデータ転送に加えて、基地局のない機器間でのテキストやジオロケーションの送受信を可能にしたヒマラヤトーク2の無線通信モデムです。Lory2」は、遠隔地でのハイキング、登山、トレッキング、外出、旅行、釣り、工事現場、船舶など、しっかりとした無線通信網が確立されていない場所でも通信を可能にする多機能デバイスです。また、自然災害などで無線通信ができなくなった場合にも通信が可能です。
優れた携帯性
Loryは、Bluetooth(BLE4.1)を搭載した名刺サイズのデバイスで、スマートフォンなどのスマートデバイスとペアリングすることで動作します。Loryは、ワイヤレス接続により空間的な制約を克服し、ポケットやバッグの中に入れたり、アクセサリーとして使用することができます。
ソーラー充電とポータブルパワーパック
Lory2に搭載されたバッテリーを使えば、スマートフォンを充電するポータブルバッテリーパックに早変わりします。また、Lory2の裏面には太陽電池が搭載されており、ソーラー充電が可能です。緊急時や遠隔地で大活躍する、ポータブル電源付きの多機能デバイスとなっています。
防水・防塵設計
Lory2は、最高レベルの防水・防塵規格IP67を備えているので、以下のようなことが可能です。
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