製品概要tesa HAF® 8405は、フェノール樹脂とニトリルゴムを基材とする反応型の熱活性両面接着フィルムです。琥珀色のフィルムで基材はなく、取り扱いのためのグラシン紙ライナーが付属します。室温では粘着性はなく、約85–90 °Cから熱と圧力により活性化して高い接着強度を発揮し、柔軟性と優れた耐薬品性・耐油性を保持します。
主な特長- 非常に高い接着強度
- 高温耐性
- 優れた耐薬品性
- 耐油・耐溶剤性
- 接着部は柔軟で弾性を保持
用途金属、ガラス、プラスチック、木材、繊維など耐熱性基材の接着に適しています。代表的な用途:
- 高強度のスプライシング(重ね合わせ接着)
- 構造接着
- 電動機の磁石接着
- クラッチ用摩擦ライナー
加工・推奨パラメータtesa HAF® 8405は熱と圧力を所定の時間加えることで活性化します。最適条件は機械・材料・用途により異なります。開始目安:
- プレラミネーション:120–140 °C
- スプライス:温度 120–220 °C;圧力 > 2 bar;時間 15–90 s
- クラッチ摩擦ライナー:温度 180–230 °C;圧力 > 8 bar;時間 3–30 min
- 磁石接着:温度 140–180 °C;圧力 > 6–10 bar;時間 2–5 min
- 構造接着:温度 180–220 °C;圧力 > 10–15 bar;時間 > 3–30 min
製品構成- 接着剤組成:ニトリルゴム / フェノール樹脂
- 基材:無し
- 色:琥珀色
- ライナー:グラシン紙
- テープ厚:30 µm
物性・性能値- 接着力(プッシュアウト):12 N/mm²
- 接着力(動的せん断):12 N/mm²
追加情報接着強度の値は標準試験条件で取得(試験片:SUS;接着条件:温度 = 180 °C;圧力 = 10 bar;時間 = 30 s)。値はロットごとに管理されています。最大の接着強度を得るためには、活性化前に表面を清浄かつ乾燥させてください。