概要Tetra Pak® Radial Jet Mixer は、循環ポンプによって生成される高速の液体ジェットでタンク内に制御された乱流を作り出します。タンク内の液体体積がアジテーターとして機能し、内部に回転式撹拌機を必要としない効率的なバッチ混合を実現します。
メリット- 混合効率とタンク洗浄性能の向上。
- 低せん断のため泡立ちリスクが低い。
- タンク寸法に合わせた単一またはツインノズルの柔軟な構成。
- 従来の撹拌機に比べ設置・保守が簡素。
概要 / クイックファクト- 循環ポンプにより生成される高速液体ジェットで混合および洗浄を行う。
- タンク寸法に応じてシングル(S)またはツイン(T)ノズルを選択可能。
- 標準的な飲料の混合時間:最後の成分添加後 2~10 分(製品・条件に依存)。
- バッチ粘度の目安:最大約 200 cP。
- 充填率の柔軟性:概ね 6%~100%(従来の撹拌機より広い)。
処理能力と適用分野能力:シングル(S)またはツイン(T)ノズルでタンクに合わせて構成可能。
用途:飲料製造(炭酸飲料、ジュース、ネクター、非炭酸飲料、機能性飲料)、乳製品および植物由来飲料、パルプや繊維を含む配合など。
主な特長(詳細)- シングルまたはツインノズル — タンク形状に合わせて選択: S/T の選択により、循環ポンプが作る高速ジェットで安定した乱流を発生させる。ノズルは局所的な高せん断を発生させにくい設計。
- 高速混合 — バッチ時間を短縮: 混合時間の短縮が確認されている(例:20 m3 タンク試験で従来の撹拌機 20 分に対し T 型で約 6 分)。
- カスケード洗浄 — CIP 効率の向上: T 型は噴流を用いたカスケード洗浄に対応し、洗浄媒体をノズルから強力に排出して粘性・付着性の高い製品の CIP 時間を短縮する。
- 均一な混合 — 浮遊/沈降成分に対応: パルプや繊維、沈降しやすい粉体も乱流により均一に分散され、プレミックス不要での混合が可能な場合がある。
- 1 台で 3 段階の運転(T 型): T 型ノズルは水平および上方の出口を持ち、低段/高段/CIP の切替が可能。段替えはバルブ位置(空気圧)で行う。
- 簡単な設置・保守: タンク底にフランジを 1 箇所溶接するだけで設置完了。ポンプは地上に配置され保守アクセスが容易。内装部品が少なく据付や立上げが簡単。
- 柔軟なバッチサイズ: 低充填(約 6%)から満杯運転まで同一タンクで対応可能で、小ロットと量産の両方に適応。
- オプション:ホッパー(Hopper):手動バタフライバルブ付きホッパーにより、作業床で少量の追加投入が可能。
技術資料 / ドキュメント製品の技術レベルシート(パンフレット/技術資料)にて技術詳細および設置指示が提供されています。
特性 / 仕様- モデル名:Tetra Pak® Radial Jet Mixer(S = Single、T = Twin(段付き出口))
- 混合方式:循環ポンプによる高速液体ジェットでタンク内に乱流を発生させる
- 標準混合時間:最後の成分添加後 2~10 分(製品・条件に依存)
- 適用粘度範囲:最大約 200 cP
- 充填率:6%~100% の柔軟性
- 設置:タンク底に単一フランジ溶接、ポンプはタンク外地上設置
- CIP/洗浄:カスケード洗浄により粘性飲料の CIP 時間を短縮可能(T 型)
- オプション:手動バタフライバルブ付ホッパー、S/T 構成、T 型の段付き出口と弁制御