用途
GISのガス密度監視
SF6ガスが内蔵されたGIS向けに、屋内 屋外で設置することが可能
特徴
計測レンジ:0 ... 10 から 0 ... 80 g/litre
出力信号 4 ... 20 mA (2線式)
接ガス部、ハウジングはステンレス製、溶接による密閉構造
保護構造はIP54からIP68(電気接続部の構造による)
長期にわたり安定して使用可能:高いEMI性能
製品説明
ガス密度トランスミッタは、電子的に補償しております。出力信号の直線性に対しても補償しております。計測の基本定理はビリアル定理に基づいております。ガス密度トランスミッタは、タンクに充填されたSF6ガスの圧力と温度を計測します。SF6ガス密度は、圧力と温度という2つの変数から換算します。熱により圧力は変化しますが、温度補正を行うことで熱の影響を排除します。
ガス密度トランスミッタは、ガス密度計測から計装標準信号である4 ... 20 mAを出力します。
ゼロ点の再校正は原則として必要ありません。ガス密度トランスミッタは、長期に渡り、安定した計測が可能です。
接液部品は標準でステンレススチール製となります。密閉構造を採用することで、長期間に渡って漏れ無しを実現しております。内部漏れが発生しないように、検知部の構造はシールを必要としない設計となっております。
また、本機種は大気圧の変動や設置場所の標高の影響を受けないような設計となっております。
EMIの試験方法は、工業試験方法(3ページをご参照ください)に準拠して行われ、高電圧が通うスイッチギアにおいて使用されても問題が無いことを確認しております。