安川電機株式会社(本社:福岡県北九州市:福岡県北九州市、代表取締役社長:代表取締役社長:小川 昌弘)は、「ビジョン2025」で掲げる「新たな産業オートメーション革命」の実現に向け、オートメーションソリューションにデジタルデータ管理を加えたソリューションコンセプト「i³-メカトロニクス」を2017年に発表し、その実現に向けた製品開発を強化している。同社は、「iCube Control」と呼ばれる新しいコントローラーソリューションを発表した。このコントローラソリューションでは、従来から装置の制御で定評のあったマシンコントローラMP3000シリーズの後継機種として、性能向上と機能強化を図った新型マシンコントローラMPX1000シリーズを発売する。その第一弾として、「MPX1310」を発売した。
モーション処理性能の向上
MPX1310は、処理性能を大幅に向上させ、MP3300のCPU-301比約8倍を実現。また、高速モーションネットワークMECHATROLINK-4を2回線搭載し、最大128軸のサーボドライブの同期制御が可能です。また、マルチスキャンを採用し、「高速制御軸」と「低速制御軸」を同期配分することが可能となり、さらなる装置性能の向上に貢献する。
MP2000 / MP3000シリーズとのユーザーアプリケーション互換性
従来のMP2000 / MP3000シリーズのユーザアプリケーションもMPX1310に対応しています。また、MECHATROLINK通信をMECHATROLINK-IIIに切り替えることができ、MP3000シリーズからの置き換えが容易です。
SLIO I/Oシリーズに対応
MPX1310は、豊富なSLIO I/Oシリーズに対応しており、直接接続することで多彩なシステムを構築できます。
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