横河のEnterprise Pipeline Management Solution(EPMS)は、FAST/TOOLSリアルタイムシステムプラットフォームに統合され、パイプラインの管理・運用を容易にする、一連の標準ソフトウェアアプリケーションを包括的に提供します。
EPMSは、石油・ガスパイプライン業界における長年のプロジェクト経験から生まれたもので、アプリケーションの導入時間を大幅に短縮するとともに、測定・監視・システム管理のための、十分にテストされ実証済みの業界標準のアルゴリズムによる信頼性を提供します。
OpreXについて
OpreXは、横河のインダストリアルオートメーション(IA)・制御事業の総合ブランドで、関連する技術やソリューションの優秀性を表しています。カテゴリーと各カテゴリーの下にあるファミリーで構成されています。本製品は、OpreX Controlカテゴリに並ぶOpreX Control and Safety Systemファミリに属します。
最新リリース情報
2015年6月に市場投入されたエンタープライズレベルのパイプラインアプリケーションスイートの最新版「Enterprise Pipeline Management Solution(EPMS)」R1.03が2018年1月にリリースされました。
開発背景
現在使用されているパイプライン SCADA システムの多くは、特定の状況に合わせてカスタマイズされたものです。これらのシステムには、プラグイン可能なアプリケーションモジュールをサポートするための標準的なシステム基盤と、企業のIT環境やポリシーとの相互運用性を保証するコア設計の両方が欠けています。セキュリティ侵害から保護するための複雑なシステムアーキテクチャを持つことが多いオーダーメイドのアプリケーションのメンテナンスとアップグレードは、パイプラインオペレーターにますます大きな課題を突きつけています。
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