フィールドバス入出システム S900

PROFIBUSシリアルネットワーク

S900は、本質安全防爆のフィールド信号接続に必要なすべての入力モジュールと出力モジュールを提供します。フィールド信号は、すべてのS900機能モジュールで増幅され、電気的に絶縁された後、内部シリアルバスを介して出力されます。通信インターフェースは、デジタル化された信号を標準化されたPROFIBUS DP-V1フィールドバスプロトコルに適合させるための変換を行います。監視プロセス制御システム、DCSまたはSCADAシステムは、通信インターフェースと通信するために本質安全防爆型フィールドバスを使用します。 個々のフィールドバスノードのコンフィグレーション、サイクリックなデータ交換、すべてのアサイクリックサービス、そしてHART®対応フィールド機器との通信は、単一のフィールドバスネットワークで事足ります。すべての機能モジュールは、設置時やメンテナンス時に簡単かつ迅速に交換することができます。システムの機能モジュールと通信インターフェース（オプションで冗長化）は、運転中に取り外したり差し込んだりすることができます。ゾーン1やゾーン2のような危険な場所に設置されていても、残りのモジュールの通信に影響を与えることはありません。プラグインタイプの電源モジュールの一次電源のみ、安全性の高いEEx-eが必要です。 封止されたスイッチオフ機構を内蔵しているため、ホットスワップが可能で、一次電源を遮断することなく電源ユニットを交換することができます。省スペース、堅牢設計、耐環境ケースにより、コスト削減を実現したI/OシステムS900は、特にゾーン1やゾーン2のような危険区域での使用に最適なソリューションです。