ADA4355は、必要な機能が全て揃った高性能の電流入力μModule®です。スペース節約のため、ADA4355は小型光モジュールやマルチチャンネル・システムに対応した包括的な電流/ビット・データ・アクイジション・ソリューションの実現に必要となる、能動部品および受動部品をすべて備えています。
デバイスの高速トランスインピーダンス・アンプ(TIA)は、パルス幅10nsに対応しており、Time of Flight(ToF)計測において優れた空間分解能を発揮します。更に、ダイナミック・レンジを最大限にするため、ADA4355では3通りのTIAゲイン(TZ)設定が可能です。選択可能な内蔵のアナログ・ローパス・フィルタ(LPF)は、コーナ周波数100MHzでデバイス帯域幅を制限し、125MSPS ADCのアンチエイリアシング・フィルタとして機能しながら、広帯域ノイズを最小限に抑えることができます。低帯域幅信号または広帯域信号パルス(例えば20μs以上)に対しては、フィルタをコーナ周波数1.0MHzに設定することにより、ノイズを更に低減できます。
14ビットADCは、増幅された電圧信号を最大125MSPSの速度で変換し、各レーン最大1Gbpsの速度で動作する直列・低電圧差動伝送(LDVS)データ・レーン2つを介して、デジタル化された信号を出力します。データ・クロック出力は(DCO)は最高500MHzの周波数で動作し、ダブル・データ・レート(DDR)動作にも対応しています。
ADA4355は、入力電力信号が大きい場合のオーバードライブ回復時間が短いほか、動作温度範囲が−40°C~+85°Cの12.00mm × 6.00mm CSP_BGAパッケージを採用しています。