弊社ではルーワ型・コントロ型(含むザンバイ型)及びスミス型薄膜蒸発機で50年以上の実績がございます。これら薄膜蒸発機には異なる型式のローター(撹拌翼)が本体縦型(テーパ有・無)又は横型に組み込まれており、蒸発物はカウンターカレント・コカレントのいずれかで処理が可能です。従って、弊社薄膜蒸発機群はあらゆる蒸発工程に広く対応しております。
薄膜形成:供給口から供給された製品はローター上部に取り付けられた分散リングによって、円筒状あるいはコニカル状の蒸発機本体加熱面上部に均一に分散されます。分散された製品はローター先端により加熱面に押し付けられ、均一な製品薄膜を形成します。製品薄膜の厚みは機種・機器サイズにより最小0.5㎜から最大4㎜となります。
高乱流渦:薄膜蒸発機加熱面では、概念上、ローター翼先端と加熱面の間に高乱流の渦(船首波)が形成されます。この渦が高粘度製品においても高い熱・物質移動をもたらします。さらに、この渦はスケール形成や熱敏感性製品の過熱を妨げます。
液膜:ローター翼は遠心力により加熱面で高い蒸発量を保つため、内部蒸発による液膜の破損を避け、安定した製品液膜を常に形成します。これにより、液膜内で発生する蒸発を阻害する要因を取り除いております。従いまして、薄膜蒸発機は原理的にも、高い蒸発能力を達成することが可能です。