溶融シリカ光学レンズ Astra™

より明るく応答時間が速く、よりリアルな画像を望む消費者の声に対して、パネルメーカーは、高性能ディスプレイ画素の高密度化を迫られています。これらを実現するために、精密にデザインされたのがCorning Astra Glassです。トータルピッチ精度（TPV）やトータル板厚精度に優れ、反り量の少ないガラスであり、酸化物薄膜トランジスタ(TFT)バックプレーン製造プロセスを含む幅広い処理温度に対応するのに十分な熱・寸法安定性を有しています。 コーニング独自のフュージョンプロセスにより製造されるCorning Astra Glassは、没入型で中～大型の高性能タブレット、ノートPC および 8K テレビ向けディスプレイの設計に求められる高温要件を満たす安定性を備えています。そうしたデバイスを創出するために、パネルメーカーはパネル画素数を増やし、高解像度化を実現しなければなりません。 Astra Glass は、a-Si分野の最高級製品からIGZO酸化物パネル、そして低温ポリシリコン（LTPS）まで、さまざまな高性能パネルと精密ガラスを実現します。 Astra Glassは、コーニングディスプレイのポートフォリオの最新製品であり、現在、CCPDのOxide-LCDラインに選ばれるなど、世界をリードするパネルメーカー向けの高解像度のプレミアムパネルをサポートしています。 コーニングの世界クラスの材料科学者が、一枚のガラスにすべての適切な属性―優れたトータルピッチ精度、トータル板厚精度、低反り量―を組み込みました。これらの属性およびAstra Glassが酸化物ディスプレイに極めて適している理由をご紹介します。