製品概要Gasboard-9806は、ブレーキ摩耗による粒子排出を標準条件で測定するための実験室用システムです。凝縮粒子計数(CPC)技術を採用し、Gasboard-9806は10 nmまでの粒子数(TPN/SPN)とPM質量(PM10/PM2.5)を再現性のある精度で定量し、UN GTR No. 24およびEuro 7の要件をサポートします。慣性ブレーキダイナモメータ、ダクト・サンプリング制御、CPC解析器、中央制御・データ収集ユニットを統合し、安定でトレーサブルな測定を実現します。
用途と対象ユーザー型式認証、製品適合性試験、研究開発を行う車両メーカー、試験機関、認証機関、ブレーキ部品サプライヤー向け。対応規格:UN GTR No. 24 | Euro 7。
適用背景ブレーキ摩耗は非排気の交通由来粒子への寄与が増加しており、規制の対象となっています。Euro 7やUN GTR-24などの規制は、粒子数と粒子質量の標準化された測定を求めています。Gasboard-9806は、材料や設計、運用サイクルがブレーキ排出に与える影響を評価するための将来対応プラットフォームを提供します。
特長- CPC技術による高感度な粒子数測定(10 nmまで、SPN10/TPN10対応)。
- 流体解析に基づくダクト・サンプリング設計で粒子損失を低減し、エアロゾルの均一供給を確保。
- 専用ソフトでWLTPブレーキサイクルを自動実行、UN GTR No. 24準拠の試験報告を作成。
- 一次・二次希釈段およびVPRを統合し、サンプル調整を確実に実行、必要時に>99.9%の除去効率を実現。
- 長期にわたる安定動作と再現性を実験室検証で確認。
仕様ダクト制御:流量範囲 100–2000 m3/h、安定性 ≤±5%(設定値に対して)、流量測定精度 ≤±1.5%(表示値に対して)、冷却空気 23°C±2°C、湿度 50%±5% RH、活性炭+H13粒子フィルタ。
サンプリング:カットオフ 10 µm / 2.5 µm、フィルタ紙径 47 mm、サンプリング流量 16.7 L/min、流量制御精度 ≤±2%、結露なし(≥15°C)。
粒子数解析:原理 CPC、測定項目 TPN10・SPN10、CPC測定範囲 0–100000 #/cm3、精度 ≤±10%、最低検出 10 nm(効率 65%±15%)、15 nm >90%効率、一次希釈 10×、二次希釈 10–30×、VPR除去効率 >99.9%、応答時間 T90 <5 s。