概要Gasboard-9021は、熱処理炉の雰囲気中でCO、CO2、CH4を同時にリアルタイム測定するオンライン三成分ガス分析装置です。温度制御されたNDIRセンサを採用し、連続監視や炉雰囲気診断に適した安定した低ドリフトの測定を提供します。炭素ポテンシャルの算出をサポートし、酸素プローブの測定と相互検証が可能です。CQI-9に準拠しており、自動車サプライチェーンの雰囲気検証に適しています。水素含有ガス使用時のH2測定には、オプションのTCDモジュールを用意しています。
特長- 温度制御型NDIRによる安定した三成分ガス検出で、長期運転時のドリフトを最小化。
- CQI-9準拠により、熱処理工程の雰囲気検証に対応。
- ガス採取・前処理を内蔵したモジュール設計により、設置と保守が容易。
- TCDオプションによるH2測定(干渉補正機能付き)で、CO、CO2、CH4との干渉を抑えた正確な水素検出が可能。
用途- 浸炭などの熱処理工程における炭素ポテンシャルと炉内雰囲気の管理。
- 炉内CO濃度の測定によるCOF/PFパラメータ調整や正確な炭素ポテンシャル算出のためのプロセス最適化。
- CO/CO2トレンド解析による炭素堆積、水の浸入、ガス漏れ、放射管故障などの炉異常検出。
仕様 / 技術仕様- 測定成分: CO、CO2、CH4
- 測定原理: NDIR(温度制御)
- 測定範囲: CO2: 0-5000 ppm;CO: 0-30%;CH4: 0-10%(範囲はカスタマイズ可能)
- 精度: ≤±2% F.S.
- 再現性: ≤±1%
- 応答時間: <30 s
- ドリフト: ≤±2% F.S. / 2 month
- 分解能: CO2: 0.1 ppm;CO: 0.01%;CH4: 0.01%
- 入口流量: 0.7–1.2 L/min
- 入口ガス圧力: 2–50 kPa
- 採取ガス条件: 塵なし、蒸気なし、タールなし
- 電源: AC110/AC220V ±40V、50/60Hz
- 通信インターフェース: RS-485 / RS-232
- 出力モード: 4–20 mA出力