概要FAMA V4 コアレッセンス(凝集)プレフィルターは、吸引配管に挿入する円筒形(台形断面)プレフィルターです。油性蒸気中の油分を凝縮して継続的に回収し、機械本体に還流させることで、下流への汚染負荷を低減します(回収率 約95%)。
主な利点- 加工油を機械本体へ継続的に回収、吸引運転中も回収可能
- 下流フィルター群の通過汚染物質が減少し、メンテナンス頻度を低減
- 機械から吸引できる空気量が増加し、油の巻き込みが少ない(約4–6 L/h)
- フィルターの目詰まりが減り、エネルギー消費を低減
- 加工油・消耗品コストの節約
- 輸送・梱包削減によりCO2排出量を低減
製品詳細V4は流れ分岐器と高密度金属メッシュのフィルターセプタムを組み合わせ、低圧力損失(約2.5 mmH2O)で吸引された微小液滴を凝集します。フィルター効率は平均粒子径約5 µmで60–90%程度です。吸引中でも継続排出が可能なため、主ダクト内の堆積を防ぎ、下流フィルターのメンテナンス間隔を延長します。
運用および環境への影響V4の導入により、機械から吸引可能な空気量が増え、油の巻き込みを気にせず油性蒸気の抽出効率が向上します。これにより油消費と部品交換が減少し、ファン負荷とシステム全体のエネルギー消費が低下し、CO2排出の削減につながります。
事例 / 性能例高圧(80–100 bar)で稼働し粘度約5 cStの全油を使用する工作機械における実地試験で、機械あたり平均約6 L/日を回収する結果が得られています。例として油価4.00 €/L、年間稼働日285日で換算すると、1台あたり年間約6,840 €の節約に相当します。
特長 / 技術仕様- 型名:FAMA V4(コアレッセンス プレフィルター)
- 形状:円筒形(台形断面)
- 取付:吸引配管に沿って挿入
- 油回収:油性蒸気中の油分を約95%まで凝縮・回収
- フィルターメディア:高密度金属メッシュセプタム(コアレッセンス)
- 圧力損失:低(約2.5 mmH2O)
- ろ過効率:約60–90%(平均粒子径 ≈ 5 µm)
- 継続排出:吸引中でも可能
- 運用上の利点:機械本体への継続回収、下流フィルターへの汚染負荷低減、メンテ間隔延長
- 性能例:高圧(80–100 bar)、5 cSt油で ≈ 6 L/日 回収
- 環境・エネルギー影響:油・部品消費削減、CO2低減、フィルター目詰まり減でシステム消費電力低下