概要Getac Virtual-GPS(VGPS)は、物理的なGPS出力を複数の仮想COMポートへ複製するソフトウェアユーティリティで、Windows搭載のGetac端末上でCOMベースのアプリとモダンなアプリが単一のGPSソースを共有できるようにします。
動作原理VGPSは物理GPSモジュールからのNMEA出力を読み取り、そのデータストリームを最大5つの仮想COMポートに複製します。Windows Location API向けにGPSセンサーデータを提供し、レガシーアプリ互換のためにCOM制御線(DTR/RTS)を処理します。インストール時にボーレートやCOM設定を自動検出でき、NMEA文のフィルタリングとログ機能を診断・監査用に提供します。
主な機能- 単一のGPS COMポートを最大5つの仮想COMポートに分配し、複数アプリの同時稼働を可能にする
- Windows Location APIに対するGPSセンサーデータを提供し、モダン/レガシー双方のソフトが同一の位置情報を利用可能にする
- 仮想COMポートでのDTR/RTS信号をサポートし、レガシー通信要件に対応
- 必要なNMEA文のみを渡すNMEAフィルタリング
- トレーサビリティや診断のためのNMEAログ
- NTPに代わるGPSベースの時刻補正機能
- インストール時のボーレートおよびCOM設定の自動検出
- デュアル周波数受信機および複数の衛星コンステレーションでの動作確認済み
代表的な適用例- 公共安全 – 救急・消防などが1台の端末でAVL、CAD、地図、記録管理を同時に利用可能にする
- ユーティリティ – フィールド端末でGIS、点検、保守業務を同一機器で併用
- 輸送 – テレマティクス、経路最適化、車両管理システムが同一の車載GPSソースを共有
技術仕様- 製品名:VGPS (Getac Virtual-GPS)
- 対応OS:Windows(Windows Location APIにデータを提供)
- 最大仮想COMポート数:5
- Windows Location API向けGPSセンサーデータ
- COMポートのDTR/RTS信号サポート
- NMEA文のフィルタリングおよびログ機能
- GPSベースの時刻補正(NTPの代替)
- インストール時のボーレート・COM設定自動検出
- デュアル周波数受信機および各種衛星に対応