PROCEMTM は、ポリマーや複合材料に電磁シールド機能を付与するための導電性多層金属膜です。
電気、電子製品の構成部品にプラスチックや複合材料が多く使用されるようになったため、電磁両立性 (EMC) 規格に対する構成部品の適合性問題が生じています。
導電性コーティングは、筐体設計を基本的に変えることなく電磁シールド機能を付与するためによく用いられている方法のひとつで、EMC 機能の実現のためには、多くの場合に、耐食性、はんだ付け性のような他の制約も解決する必要があります。
PVD(物理蒸着法)コーティングである PROCEMTMは、電磁シールド機能の付与という利点があるばかりでなく、コーティング前後の筐体の寸法変化や重量変化、マスキングが必要な部分の仕上がり具合などの問題を同時に解決することができます。
蒸着層の厚みは、一般的に 1~ 5 μm で、必要に応じてお選びいただけます。
蒸着温度は、一般的に基材によって決まります。
PROCEMTMは、電気通信、航空、軍需分野において電磁シールドとして用いられており、また、その高い導電性のため、コネクターおよび電気部品分野においても用いられています。
この製品は、硬質クロムメッキの代わりとなる優れた方法でもあり、多くの種類の金属や合金、ガラスやプラスチックに使用することができます。