ZA3000はユーザー様のニーズに応え、偏光ゼーマン原子吸光光度計の高精度・高感度分析という基本性能を踏襲し、かつ他の原子吸光光度計では実現できない技術を採用し、機能性・信頼性を向上させた新しい元素分析装置です。
左写真:ZA3000(フレーム/グラファイトファーネス機)
基本性能の向上
グラファイトファーネス分析においてさらなる高精度化を実現しました。
ツインインジェクション機能(専用キュベットを使用)によりさらに高精度な分析を可能にします。
また分析待機時の自動ランプ消灯による消費電力低減により省エネルギー化も可能です。
新機能の搭載
グラファイトファーネス分析に自動突沸検出機能を搭載しました。
分析精度低下の原因となる乾燥ステージでの試料の突沸を自動で検出します。
またメモリー抑制機能の追加、オートサンプラの分注高速化により、これまで以上に迅速かつ高精度な分析を実現しました。
簡単操作と信頼性
「基本性能の向上」や「新機能の搭載」は、日立の技術である直流磁場による偏光ゼーマン補正法により達成できます。
信頼性の高いデータを提供する全元素のバックグラウンド補正に加え、ソフトウェア面でもユーザーの分析を強力にサポートいたします。