荷重たわみ温度ビカット試験装置 HV500

ビカット軟化点オイル不使用

概要 HDT/ビカット500 オイルフリーシステムは、最大500℃までの高温においてHDT及びビカット試験を行うために設計された最新の計測器です。この計測器は、高温時における優れた性質を特徴としてもつ新世代のテクノポリマーを試験する能力を保証するため、研究及び品質管理用途に理想的です。3箇所の独立した試験ステーションと新たな最先端の試験片用加熱システムを用いることで、簡単な操作ができ、またオイル利用システムに伴うヒュームの放散ならびにオイルの処分などの環境に配慮した構造も特徴です。 特長 ミクロンサイズのアルミ酸化物パウダーを用いるオイルよりは、むしろ圧縮空気により「流動化」させる新しい革新的な加熱媒体。 試験開始時に3箇所のすべてのステーションを自動的に低下させ、試験終了時に上昇させることにより、オペレータのマニュアル操作の必要性を取り除く空気圧システム。 試験開始時に試験片にウエイトをかけ、終了時にウエイトを取り除く自動空気圧システム。 HDT試験とビカット試験を同時に実施可能。 さらにオイルバス温度が限界温度に戻るまで閉じた状態に保たれる保護カバーによって、オペレータの安全性を確保。 マイクロプロセッサー制御及びソフトタッチのキーボードが付属しているので、独立型の計測器として利用可能な本計測器は、Bluehill HVソフトウェアを用いることにより、PCへ接続してデータ処理も可能。これにより、パラメータ管理とプロセス制御が可能。 規格 HDT 試験 ASTM D648 ISO 75 DIN 53461 BSI 2782 試験方法 121 C NT T 51-005