この水晶圧電式2成分トルクセンサは取付けが容易で、引張/圧縮力(Fz)とトルク(Mz)を同時に測定します。分解能が高いため、僅かな動的変化を捉えることが出来、非回転軸の引張/圧縮力とトルク測定に最適です。
• 高い剛性、高い固有振動数
• コンパクト
• 設置が容易、上下面のフランジによる多様な接続が可能
• 芯出しリングによる同軸接続で正確なトルク測定が可能
• 中空構造で軸の貫通が可能
圧縮/引張力とトルクを検出する水晶圧電式素子が、中空のプリロードボルトとセンサケースとしてデザインされたナット部によって高いプリロード力で組み込まれています。センサ部の極めて高い剛性により、FzとMz成分は、実際に変位や角度の変化を伴わずに測定できます。力とトルクに比例して発生した電荷は、電極に集められシールドケーブルを経由してチャージアンプへ送られます。チャージアンプによって電荷信号は電圧信号に変換され、レコーダや評価装置に記録が可能になります。