概要化学および医薬品用途向けに設計された粘着ラベルを提供します。本ラベルは酸、アルカリ、有機溶剤に対する接着性と可読性を保持し、極低温サイクル(−196 °C、液体窒素)でも使用可能です。GHS表示用に設計され、海上輸送向けにBS 5609準拠のオプションもあります。工業用ドラムから実験室のバイアル、クライオチューブまで対応します。
主な特性温度範囲:−196 °C ~ +150 °C
規格:GHS · BS 5609
化学耐性:酸 · アルカリ · 溶媒
トレーサビリティ:DataMatrix · ロット単位のシリアル化
主な用途- 危険化学品のGHS表示。
- 極低温保存(−196 °C)の生物・医薬品サンプルの識別。
- 海上輸送向けのBS 5609認証ラベル。
- DataMatrixによる医薬品のロットトレーサビリティ。
- ガラス、HDPE、PP等の試験管・容器の識別。
一般的な素材と特性- ポリエステル:GHSやトレーサビリティの基準素材。酸、アルカリ、溶媒に対し高い化学耐性を持ち、樹脂リボンを用いた熱転写印刷に対応。仕上げはマット白、光沢、銀、透明など。典型温度範囲 −40 °C ~ +150 °C。
- ポリプロピレン:柔軟でコスト効率に優れる。曲面やボトルに適合し、湿気や洗浄剤に対する耐性は中程度。典型温度範囲 −20 °C ~ +80 °C。仕上げはマット白、光沢、透明。
- セキュリティ素材:VOIDフィルム、破壊紙、ホログラフィック素材など、改ざん検知や完全性保護用。剥離時に破断・転写により目視で証拠を残す。可変データ印刷(コード、連番)に対応。
- クライオ素材:−196 °Cでも脆化や接着力低下を起こさない基材と粘着剤を使用し、凍結/解凍の繰り返しに耐える設計。
使用条件- 酸、アルカリ、有機溶媒、試薬などとの長時間接触または浸漬 → 材料は接着性と可読性を維持する必要があります。
- 液体窒素(−196 °C)でのクライオ保存 → クライオ対応基材と粘着剤が必要。
- 海上輸送(IMDG) → 海水浸漬、UV、摩耗に耐える性能が求められます。
- 典型的な基材:ガラス(高表面エネルギー)、HDPE・PP(低表面エネルギー)→ 高性能粘着剤または前処理が必要となる場合があります。
技術要件と規格- GHS準拠:ピクトグラム、シグナルワード、H/P文は容器寿命中に読みやすくあること。
- BS 5609(Section 2・3)海上輸送向け:海水浸漬、UV、摩耗試験;Section 2は材料、Section 3はインク/リボンの認証。
- IMDG:危険物クラスに応じた寸法、色、記号の要件;該当する場合はGHS表示との併用。
- 医薬品トレーサビリティ:DataMatrixのシリアル化(ISO/IEC 15415 によるグレード A/B)、ロット番号、有効期限、シリアル番号の含有;FMD、DSCSA 等の規制システムとの互換性。
- 推奨印刷方式:樹脂リボンを用いた熱転写印刷が、印字の化学耐性とコードの耐久性を最大化します。
よくある用途(例)- 化学耐性ラベル:溶媒、酸、油、洗浄剤に耐えるラベル。用途に応じた素材選定が必要。
- 改ざん防止ラベル:開封や剥離の痕跡を可視化するタイプ。リスクレベルと基材に応じて選択。
- コード/トレーサビリティラベル:DataMatrix、QR、1Dバーコード;相関シリアルやロット管理。
- クライオラベリング:使用予定条件での事前材料検証が必要なチューブ、バイアル、クライオチューブ。
特性 / 技術仕様- 温度範囲(最大想定仕様):−196 °C ~ +150 °C(選定する基材/粘着剤に依存)。
- ポリエステル:高い化学耐性;典型範囲 −40 °C ~ +150 °C;樹脂リボン対応;仕上げ:マット白、光沢、銀、透明。
- ポリプロピレン:柔軟;典型範囲 −20 °C ~ +80 °C;曲面やフラスコに適合。
- セキュリティ素材:VOIDフィルム、破壊紙、ホログラフィック等、改ざん検知/再利用防止設計。
- 規格適合:GHS必須;BS 5609(Section 2 材料 / Section 3 インク)IMDG輸送向け。
- トレーサビリティとコード:DataMatrix(ISO/IEC 15415 グレード A/B)、ロット/シリアルオプションと規制互換性。
- 最適印刷:樹脂リボンを用いた熱転写が印字の耐久性と化学耐性を最大化。
- 検証注記:本番生産前に実際の製品、容器、条件での材料検証を推奨します。