MicroCal PEAQ-DSC Automatedシステムは、自動化された統合プラットフォームで高感度タンパク質安定性解析を実現します。試料の使用量を抑えながら高い処理能力を発揮し、生産性を向上させます。 セル充填および洗浄機能は、完全に自動化され、無人操作にも対応しています。
タンパク質工学、(プレフォーミュレーションを含む)処方開発、プロセス開発、製造変更管理、および生物学的類似性および生物学的適合性の調査において、MicroCal PEAQ-DSC Automatedによって生成されたデータは、バイオ医薬品を開発する際の重要な指針となります。 無人操作により、24時間のスクリーニングが可能になるほか、統合されたソフトウェアによりワークフローが合理化され、非主観的なデータ分析、業績評価、21 CFR Part 11およびAnnex 11規制の順守が可能になります。いずれの要素も、高いレベルで一貫性のあるデータにより生産性の向上をバイオ医薬品研究にもたらします。
ハイスループットかつ、高感度のMicroCal PEAQ-DSC Automatedシステムは、シンプルな実験設定とフレキシブルな装置スケジューリングによりワークフローを効率化するソフトウェアを搭載しています。 自動化されたデータ解析により、高い一貫性を維持した熱安定性データを生成し、規制要件を順守し、既存のデータ処理システムおよび転送システムに簡単に統合できるようになります。
主な機能
必要なアッセイ開発を最低限に抑えた、最高水準の安定性表示技術
溶液中の生体分子の自然状態安定性の直接測定および無標識測定
標準的な96ウェルプレート形式により、高容量でセットも簡便であり、サーモスタット制御式の保管スペースに最大6枚のプレートが収納可能
完全一体型オートサンプラーにより 1 日あたり試料最大50個の無人解析が可能
自動セル充填、注入、セル洗浄機能により無人運転が可能
最大1020M-1という、極めて強い結合定数の測定