QATMが開発・設計したQポル 300BOTは、サンプル作製プロセスのすべての工程を1つの装置に組み込んだ全自動式のサンプル作製システムです。使いやすいタッチ・パネル式のユーザー・インターフェイスで、すべてのパラメータと研磨・ポリッシング工程の設定を制御できます。
研磨・ポリッシング工程の各段階でサンプルを正しく処理でき、再現性の高い結果が得られるだけでなく、実験室のスペースの有効利用も可能にします。Qポル 300BOTのキャビネットと備品は、すべてQATMの実験室設備 (システム・ラボ) を採用しています。
頑丈なアルミニウム製筐体に、4~8台のステーションを組み込むことができます。異なる工程を11件までプログラム可能で、用途に応じて順番を決めることができます。
研磨・ポリッシング工程として、平坦研削、研磨、ポリッシング、洗浄、乾燥の各段階を任意に組み合せることができます。いったん工程を設定したら、第一段階から最後まで順次、自動的に実行されます。途中でサンプル・ホルダーを手で洗浄する必要はありません。Qポル 300BOTはモジュール単位で構成できるので対費用効果が高く、比較的小規模の実験室でも経済的な装置です。
長所
• 全自動研磨・ポリッシング・システム
• 構成を個別に設定可能
• サンプル・ホルダーの収納システム
• 強固なアルミニウム製のモジュール構造
• 左右に移動可能なタッチパネル式グラフィカルインターフェイス
• 電気制御盤を左右のキャビネットに収納
• 作業スペースは光バリアの安全装置付き