OverviewTrackScan Sharp は、大容量・長距離・高精度の産業用光学式3Dスキャニングシステムです。25MPの産業用カメラ、エッジコンピューティング用のオンボードプロセッサ、バッテリー駆動の無線動作を統合し、迅速で可搬性の高い検査ワークフローを実現します。最大追跡距離は最大8.5 m、モデルによっては135 m³までの工業的な体積測定範囲に対応します。
Key highlights- スキャナーおよび光学トラッカーにエッジコンピューティングを内蔵し、バッテリー駆動のワイヤレス動作でリアルタイム処理と3D座標の直接出力を実現。
- 長距離トラッキングと広い体積カバレッジ:追跡距離最大8.5 m、報告される測定体積は最大135 m³(一部構成では233 m³まで)。
- 高速測定:最大6,000,000測定点/s(製品グレードに依存)。
- 広範囲と微細部を同時に取得できる複数のスキャンモード:Ultra-fast、Hyperfine、Deep-hole(モデル依存)。
- CFFIM技術による軽量で熱安定性を考慮した堅牢な機械設計と、多方向でのグリップを可能にする人間工学的ハウジング。
Applications- 航空宇宙:大型部品の検査、試作、複雑形状の品質管理。
- 自動車:金型・治具検査、部品スキャン、組立検証および品質管理。
- エネルギー・重工業:タービンや大型機械のスキャン、保守・欠陥解析。
- 鉄道・造船:線路、車両部品、船体、プロペラ、エンジン部品のスキャン。
- 金型・治具、リバースエンジニアリング、研究、エンターテインメント、文化遺産のデジタル化。
Functional features- エッジコンピューティング:スキャナーとトラッカー内のプロセッサが画像/データをリアルタイム処理し、3D座標を出力。
- プラグアンドプレイ:電源投入で自動接続し、スキャンワークフローを迅速に開始。
- 操作性:直感的なボタンと扱いやすい設計で柔軟なスキャン操作を実現。
- 微細部取得:並列レーザーラインを用いるHyperfineモードで溝・隅・複雑形状を高精度に短時間で取得。
- 互換性:マルチトラッカー計測によるレンジ拡張に対応;i-Probe500によるトラッキング測定や、MSCANフォトグラメトリオプションで体積精度を向上可能。
Notes & additional observations複数の構成・モデルバリアントが存在します(TrackScan Sharp-S、TrackScan Sharp-E、TrackScan Sharp49)。一部の販促資料では最大99本のレーザーラインを示す構成が記載されていますが、S/Eの技術表では81本の青色レーザーライン(Triple Cross Technology)、49モデルでは21本の青色レーザークロスが示されています。測定性能やスキャンレンジ、レーザーライン数はモデル/構成により変動します。オプションとして知能的エッジ検出(グレーバリュー測定)やロボットアーム連携による自動化対応があります。
仕様 / 技術仕様- シリーズ/モデル:TrackScan Sharp(バリアント:TrackScan Sharp-S、TrackScan Sharp-E、TrackScan Sharp49)
- スキャンモード(例):Ultra-fast;Hyperfine;Deep-hole
- レーザーライン(モデル別):Sharp-S / E:Ultra-fast用81本の青色レーザーライン(Triple Cross Technology);Hyperfine用17本の青色平行ライン;Deep-hole用+1ライン。Sharp49:21本の青色レーザークロス;Hyperfine用7本の青色平行ライン;Deep-hole用1本。 (一部構成で最大99ラインの記載あり)
- カメラ画素数(i-Tracker):25 MP
- 精度(プロービング/スキャン依存):最大0.025 mm(達成可能と記載)
- 体積精度例(TrackScan Sharp-S):10.4 m³(3.5 m)→ 0.048 mm;35 m³(5.2 m)→ 0.069 mm;90 m³(7.2 m)→ 0.128 mm;135 m³(8.5 m)→ 0.159 mm
- 体積精度例(TrackScan Sharp-E):10.4 m³(3.5 m)→ 0.049 mm;35 m³(5.2 m)→ 0.070 mm;90 m³(7.2 m)→ 0.130 mm
- 体積精度例(TrackScan Sharp49):10.4 m³(3.5 m)→ 0.049 mm;28.6 m³(5.0 m)→ 0.067 mm;49.0 m³(6.0 m)→ 0.089 mm
- MSCANフォトグラメトリ併用時の体積精度:0.044 mm + 0.012 mm/m(記載)
- 測定レート:最大6,000,000測定点/s(モデル依存;Sharp49は2,600,000測定点/sを記載)
- スキャン領域(例):最大800 mm × 700 mm(S/Eバリアント)
- 作業距離:約300 mm(代表値)
- 被写界深度:400 mm;大深度モードで最大800 mm(モデル/構成依存)
- 解像度(最大):0.02 mm
- 穴/穴位置精度:穴位置精度 0.05 mm
- 対象ワークサイズ範囲(推奨、Sharp49例):0.1 m〜12 m
- 動作温度範囲:例:-10〜40 °C(S/E)および0〜45 °C(49バリアント)— モデル依存
- 動作湿度(結露なきこと):通常10〜90 % RH(モデル依存)
- インターフェース:USB 3.0、ネットワークインターフェース
- 出力フォーマット:.stl、.pj3、.igs、.asc およびその他カスタマイズ可能な形式
- レーザ安全クラス:クラスⅡ(目に安全)
- 認証:CE、RoHS、WEEE、FCC(記載あり)
- 特許:多数の国内外特許が参照されています
- オプション & 互換性:MSCANフォトグラメトリ統合、i-Probe500によるトラッキングプローブ(有線/無線)、マルチトラッカー構成、ロボットアーム搭載による自動化対応