概要TOC-Control Vは、TOC用PC制御モジュールに付属するPC制御ソフトウェアで、TOC分析装置の操作およびデータ管理を目的としています。直感的な操作性と測定シーケンスの効率化、トレーサブルで監査可能なデータ管理を実現する機能を備えています。
主な機能- バッチ入力:表のセルをドラッグして文字列、シリアル番号、バイアルIDを連続入力できます。
- 連続測定中のサンプル追加:オートサンプラーを用いて実行中のシーケンスにサンプルを追加可能です。
- レポート出力の選択:サンプル表で複数選択(Shift/Ctrl)して一括レポートに含められます。
- テキストファイルの入出力:測定結果をテキストで出力しExcel等で利用可能。所定形式のテキストを測定スケジュールとして取り込めます。
- 品質管理:測定スケジュールにQCサンプルを挿入し、結果が設定範囲外の場合に自動で再校正等を実行する設定が可能です。
データ信頼性と規制対応- データ完全性:LabSolutionsとの連携により電子記録/電子署名(ER/ES)の管理をサポートし、測定データの安全な取り扱いを支援します。
- 規制対応:GLP/GMP、米国FDA 21 CFR Part 11、ISO 17025等の要求に対応するための機能設計がされています。
セキュリティと監査- セキュリティ設定:インストール時に設定可能で、ユーザー認証(ID/パスワード)、操作履歴の記録、測定データの削除・編集禁止などが含まれます。
- 監査証跡:ソフトウェアおよび装置での操作を自動記録し、日時、ユーザーID、設定変更の詳細、装置の稼働状態を保存します。
LabSolutionsとの連携測定データおよびメタデータ(校正曲線情報、メソッド、装置設定)をデータプロファイルとしてエクスポートし、LabSolutionsのデータベースに取り込むことで、複数のShimadzu装置の分析データを一元管理できます。
用途環境モニタリング、医薬品分析、食品製造など、データのトレーサビリティや電子記録/署名、規制遵守が求められる現場に適しています。
仕様 / 技術情報- 種別:TOC分析用PC制御ソフトウェア(TOC用PC制御モジュールに付属)。
- 主な機能:データ取得/制御、サンプル識別子のバッチ入力、連続測定の動的変更、選択的なレポート出力、スケジュール・結果のテキスト入出力、QCサンプル挿入、自動再校正ワークフロー。
- セキュリティ&監査:ユーザー認証、操作ログ、測定データの削除・編集防止、監査証跡。
- 連携:LabSolutionsへの測定データ/メタデータのネットワークエクスポートによる中央管理。
- 規制サポート:GLP/GMP、米国FDA 21 CFR Part 11、ISO 17025への対応を支援する設計。
- オートサンプラー対応:オートサンプラーを用いた連続測定中のサンプル追加に対応。