e!COCKPIT (CODESYS V3 and Linux®) の使用により、PFC200 コントローラでより簡単にエンジニアリング、制御、および可視化ができます。
新しい製品を市場に早々に投入し、早く投資回収を実現する:WAGO の新しいエンドツーエンドのソフトウェアエンジニアリングを用いれば、この両方を実現できます。CODESYS ベースのランタイム環境およびリアルタイム動作の Linux® オペレーティングシステムの使用により、PFC200 コントローラはオートメーションアプリケーションにとって効率的な制御ソリューションとなります。
特長:
IEC 61131-3 に準拠した PLC プログラミング
Linux OS (RT-Preemption) 搭載
750, 753シリーズ全てのモジュールを構成可能
モデルによりシリアルポート、CANポート、PROFIBUS-DP ポートおよび 3G モデムを標準搭載
高度なサイバーセキュリティ基準 (SSL/TLS, SSH, OpenVPN およびファイアウォール)
モバイル通信によるリモートアクセス
SD/SDHC カードスロット搭載 (外部メモリ:最大 32G バイト)
機械およびシステムの効率化
確立した CODESYS V2 ランタイムシステムに加え、PFC200 コントローラは CODESYS V3 ベースの e!RUNTIME システムにも対応しています。このコントローラで CODESYS V3 への転換が実行可能です。この簡便で簡素なランタイムシステムは内蔵 Web サーバを使用し可視化アプリケーションとともに使用すると、複雑なオートメーション作業でさえ素早く効率的に実行することができます。PFC200 コントローラは、機械エンジニアリングのような伝統的なエンジニアリング領域の要求を満足し、同時に電力供給や陸上/海上設備産業などの新しい分野の厳しい技術的要求にも取り組むことができます。
IEC61131-3 に準拠したプログラミング
全ての WAGO コントローラには業界標準である高性能の CODESYS が備わっています。これにより IEC 61131-3 PLC プログラミング言語 (ST, FBD, LD, IL, SFC および CFC) によるソフトウェア開発が可能になります。信頼できるプログラミング環境として、CODESYS は開発者の創造力をサポートし、再利用が可能で、ソフトウェアを学び直さずに現状のプログラムがさらに開発できるようになります。これはオブジェクト指向プログラミングやビジュアライゼーションテクノロジーのような最新のパラダイムを利用可能にします。
組み込み Linux
完全な制御を行うことができ、効率的かつ確実なオペレーティングシステムを直接利用したいユーザーに適しています。このリアルタイム Linux® ソフトウェアはさまざまな長所があり、いつでもユーザーの特定のニーズにソースコードを当てはめて、オープンソースコードを使用できる柔軟性があります。さらに大きな長所として、オープンソースパッケージを組み込むことにより、または基本イメージに外部の CODESYS ライブラリを付加して、ご使用の PFC100 の制御アプリケーションの機能を拡張できます。
大容量メモリー、高速プロセッサ、多数の通信インタフェース
WAGO のプログラマブルコントローラ (PLC) はコンパクトなサイズにもかかわらず、産業用途で不可欠なインタフェースを搭載し、2 つの RJ-45 ポートおよび RS-232/RS-485 ポートも (選択したモデルによる) 含まれます。多様性の究極の例として、ETHERNET インタフェースは別々に設定できるため、PLCで 2 つの独立したネットワークを構築することが可能です。