DMA分析器

動的粘弾性測定装置（DMA）の最新シリーズです。 磁気回路を刷新し高周波高分解能のLVDTを搭載することにより、低荷重から高荷重までの測定を高精度で行うことが可能となりました。 安全面を重視して、新規冷却システムである電気冷却式ガスチラーを採用し、液化窒素不要のマイナス温度域での測定を実現しました。 自動車、航空機、エレクトロクス分野を中心に、高分子材料や複合材などの研究・開発ではもちろん、幅広い分野の品質管理部門でも、最先端の技術を容易に活用していただけます。 荷重出力部の磁気回路を刷新し、従来比2倍となる最大20Nの荷重出力を実現したことで、高弾性率の測定が可能になりました。また、荷重出力が増したことでより厚みのある試料の測定が可能になり、従来は測定前に細く加工する必要があった試料も、本製品ではより実際の形状に近い状態で測定でき、測定前の準備にかかる時間の削減にも貢献します。 多様な測定ニーズに合わせて選択可能な冷却ユニット 冷却ユニットはお客様の測定環境や条件に応じて「ガスチラー冷却」「自動空冷」「全自動ガス冷却」の3種類から選択でき、－150℃～600℃の広範囲にわたる測定が可能です。また、日立ハイテクサイエンスの製品としては初めて液化窒素が不要な「ガスチラー冷却」の導入により、装置使用時の安全性向上やランニングコスト削減に貢献します。

粘弾性測定（DMA）は、固体試料に曲げ・引張り・ずり等の変形を与え、その変化量や反応遅れから試料の弾性率やtanδを求めます。 サンプル脱着が容易な測定ヘッドと対話型ソフトで簡単操作高感度 オペレーターの動きを人間工学的に考慮し、多彩な変形モードに対応した各種測定ヘッドを、簡単で確実にサンプルを取り付けることができる構造に改良しました。また測定条件の設定から測定開始までの一連の操作を分かりやすいイラストでナビゲートするソフトウェア「かんたん測定ウィザード」により、初心者でも簡単・確実に操作ができるようになりました。 リサージュモニタによる信頼性の高い測定 測定中にサンプルの応力と歪みの関係を観察する「リサージュモニタ」を標準搭載しました。測定中のサンプルの変形状態を測定ポイントごとにリアルタイムで確認できます。またリサージュグラフを保存することにより、後日のデータ解析に際しても、測定ポイントごとにサンプルの変形状態を確認することができ、信頼性の高いデータ取得をサポートします。 ...

... 動的機械分析(DMA)技術は、ガラス転移、材料剛性、機械的特性に対する周波数の影響を測定する際の感度を向上させます。DMAは材料の粘弾性特性を測定します。応用研究や材料開発の製品エンジニアにとって信頼性の高いDMA分析装置は、単純な材料から複雑な材料までの機械的特性を正確に測定します。 当社のDMAは、革新的なReal View®カメラシステムを搭載しており、測定中にリアルタイムで観察できるため、サンプルの損傷やカラーシフトなどの予期せぬ挙動を理解するのに役立ちます。また、測定プロセスが終了した後でも、データポイントの信頼性を確認することができます。また、非常に広い測定範囲と迅速な電子応答性を備えたDMAは、硬い試料と軟らかい試料の両方を評価するのに最適なツールであり、急激な弾性率の変化も捉えることができます。 ...

... DMA GABO EPLEXOR®シリーズの±500 Nまでの試験装置は、エラストマーやポリマー、複合材料、金属、ガラス、セラミック、生体材料や食品、接着剤、液体など、さまざまな材料の動的機械特性（または静的特性）を評価することができます。 高荷重DMAシステムのモジュール設計により、引張、圧縮、曲げ、せん断の各モードでの測定が可能です。このシリーズの試験機は、主に最大動荷重範囲が±25 N、±100 N、±150 N、±500 Nである点で互いに異なります。 様々なアドオンオプションにより、これらの試験機は長期に渡る安全な投資となります。 このシリーズの試験機はすべて、DIN ...

... これらの装置は、それぞれ最大±2000 Nから最大±4000 Nまでの静的および付加的な動的荷重レベルを備えており、剛体試料や寸法の大きな試料（部品も含む）の動的機械特性（または静的特性のみ）の調査に最適な選択肢です。 超高荷重DMA装置は、そのモジュール設計により、疲労、発熱、ブローアウト、転がり抵抗などの特性試験を追加で実施するためのアドオンを搭載することができます。 このシリーズの試験機はすべて、DIN 53513, DIN 53533, ISO 6721/1, ...

... DMA GABO EPLEXOR®® HT シリーズは、最大動荷重 500 N から 1500 ℃までの DMA 測定を行うことができる市場で唯一の測定器シリーズです。 2種類の高温炉が用意されています。RT～1000°CとRT～1500°Cの2種類の高温炉があります。標準炉（-160℃～500℃）を同時に取り付ければ、低温域と高温域の両方で連続した試験運転が可能です。EPLEXOR®® HT装置は、このように-160°Cから1500°Cまでの全温度範囲をカバーすることが可能です。 システム内の電子回路は、現在どの炉が使用されているかを自動的に識別します。 ダイナミックフォースレンジ 25 ...

... DMAとDEAの同時解析により、カーボンブラック充填ゴムコンパウンドの動的機械的特性および誘電特性を解析することができる。 誘電分析（DEA）と動的機械分析（DMA）を同時に行うことで、異なる機械的負荷のもとでの誘電体材料特性を決定することができます。 この組み合わせにより、構造的および動的な力学的情報を得ることができます。DMAパートでは、カーボンブラックを充填したゴムブレンドやコンパウンドなどの物質の粘弾性特性を調査します。DEAパートでは、ポリマー内のクラスターの固有構造と分布を分析します。 DMAとDEAを組み合わせて同時解析することによってのみ、動的な力学的負荷による、またその際のポリマーマトリックス内のクラスター構造の構造、サイズ、分布の変化を明確に理解することができるのである。 動的な機械的試験片を用いた試験では、材料の機械的性質に変化が生じます。機械的ストレスが停止されると、回復プロセスが初期化され、再び構造が変化します。動的機械的な試料負荷の過程における構造変化をモニターできるのは、DEAとDMAを同時に行う調査だけです。 ...

... TAインスツルメンツは、究極のダイナミック・メカニカル・アナライザーであるDiscovery DMA 850を皆様に体験していただきたいと考えています。世界で最も売れているDMAの優れた技術をベースに、DMA性能のあらゆる面で改良が加えられ、広い温度範囲にわたって最も正確で再現性の高い機械的特性の測定が可能になりました。優れたDMAデータの取得がかつてないほど簡単になりました！ 特長と利点 非接触の低質量モーターが、0.1 mN～18 Nの連続荷重を発生し、軟質材料から硬質材料まであらゆる材料の測定を可能にします。 摩擦の少ない低コンプライアンス・エアベアリング設計により、優れた力感度と精度を実現。 独自の光学式エンコーダ技術により、25 ...